第4回『黒石市小学生キッズハローワーク』に参加しました|2024年10月24日
第4回『黒石市小学生キッズハローワーク』
2024年10月24日、スポカルイン黒石で開催された「キッズハローワーク」に、みらいホームが地域貢献活動として参加しました。このイベントには、黒石小学校、六郷小学校、黒石東小学校、東英小学校の生徒たちが参加し、16の企業・団体がそれぞれブースを設け、子どもたちに自社の仕事を紹介しました。今年のみらいホームは、健康経営の取り組みも兼ねたCSV活動として、社員全員でこのイベントに参加し、地域との連携を深めました。
子どもたちは6〜9人のグループに分かれ、1組あたり3つのブースを25分ずつ体験するという形式で行われました。短時間で子どもたちに建築の魅力を伝えるため、みらいホームでは新たな試みを導入しました。昨年までは立面図に色を塗るシンプルな体験を提供していましたが、今年はテレビ画面とモニターを活用し、より実践的な建築体験を提供しました。
まず、モニターを通じてCADを操作し、平面図や断面図を使って建物の設計過程を視覚的に説明しました。子どもたちが「リビングを見たい」「寝室はどんな感じ?」と質問するたびに、その部屋を選んでリアルな内観パースを表示しました。このような新しい体験を通じて、建築設計の面白さを子どもたちに伝えることができたと感じました。
また、実際の建築現場の写真も交えながら、基礎工事から完成までの建物づくりの流れを紹介しました。図面がどのように現実の建物へと変わっていくのか、その過程を一つ一つ説明し、子どもたちはその話に耳を傾けてくれました。特に、建物が完成するまでの各工程をリアルにイメージできたことは、子どもたちにとって貴重な学びになったはずです。
さらに、みらいホームは地域の集会所や学校などの設計も手がけており、その実績も紹介しました。私たちはただ住宅を建てるだけでなく、地域社会に役立つ公共施設の設計も行っています。その中で、地域の皆様にとって重要な施設づくりに関わっていることも強調しました。
今年は、子どもたちがみらいホームの有機的デザインの住宅パンフレットに興味を持ってくれたことが印象的でした。パンフレットに掲載された自然と調和する美しいデザインの住宅を見た子どもたちから、「かっこいい!」という声が上がり、私たちも非常に嬉しい気持ちになりました。これからの世代にも、デザインや建築の魅力がしっかり伝わっていることを実感しました。
また、昨年からスタートしたフランク・ロイド・ライトをリスペクトしたデザイン住宅についても、今年のキッズハローワークで紹介しました。特に、3月に青森県立美術館で開催した「もしフランク・ロイド・ライトが青森で住宅をつくったら」というイベントの話をすると、子どもたちは興味津々で耳を傾けてくれました。世界的に有名な建築家の理念を反映した住宅デザインを、地元青森で実現することの意義についても熱く語りました。
今回の「キッズハローワーク」では、合計6グループの子どもたちにみらいホームの仕事を紹介しました。どのグループも真剣に話を聞き、CAD操作や建物設計の工程に強い関心を示してくれました。将来の建築士やデザイナーを目指すきっかけとなるような体験を提供できたことを、私たちは大変誇りに思います。
みらいホームは、これからも地域貢献活動を通じて、次世代を担う子どもたちに夢を与え、建築の魅力を伝えていきます。地域社会との連携を大切にしながら、未来の建築士を育成するためのサポートを続けていく予定です。次回のイベントでは、さらに工夫を凝らし、建築の奥深さと面白さをより多くの子どもたちに届けたいと考えています。
これからも、地域に根ざした活動を通じて、美しいまちづくりと人々の暮らしを支えていくことを目指して、みらいホームは歩みを続けます。
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