コンクリート打設

2025年11月22日から25日にかけて、黒石市にて施工していた屋上庭園のある住宅の外構コンクリート工事を行いました。

本工事をもって、すべての工程が完了し、無事にお引き渡しまで終えることができました。

今回の外構工事では、敷地の高低差（勾配）を活かした計画が大きなポイントとなっています。

敷地全体が道路側から奥に向かって緩やかに下がる形状であったため、一度に全面を打設するのではなく、工程を分けて施工を行いました。

まず、物置を設置する部分のコンクリートを先行して打設しています。

この部分は将来的に重量物が載ること、また水平精度が特に求められるため、敷地の勾配とは切り離して、あらかじめ高さと水平をしっかり確保した状態で施工しました。

その後、残りのアプローチ・カーポート下・屋外動線部分については、敷地の勾配に合わせてコンクリートを段階的に打設しています。

無理に一体で打設すると、水勾配が乱れたり、仕上がりにムラが出たりする恐れがあるため、レベルを細かく調整しながら丁寧に進めました。

打設後は、金ゴテによる仕上げを行い、表面を均一に整えています。

その後、数日間しっかりと養生期間を設けることで、コンクリートの強度と耐久性を確保しました。

写真からも分かるように、カーポート下からアプローチにかけて、フラットで美しい仕上がりとなっています。

車の出入り、歩行のしやすさ、将来のメンテナンス性までを見据え、見た目だけでなく実用性にも配慮した外構計画としています。

これにてすべての工事が完了し、施主様へお引き渡しとなりました。

最後まで安全第一で作業を進めてくださった職人の皆さまに、心より感謝申し上げます。

弘前市・黒石市の屋上庭園付き注文住宅はみらいホーム