内部建具施工・クロス貼り

黒石市の2階建てガレージハウスでは、収納造作とクロス工事が進み、空間の輪郭が見えてきました。

収納と玄関棚の施工が進行中

この期間の現場では、各居室の収納スペースや玄関まわりの棚など、造作工事が進められました。

収納は単に「物をしまう場所」ではなく、使いやすい高さ、出し入れのしやすさ、将来の使い方の変化まで想定して設計・施工しています。

玄関の棚も、靴や小物を置くだけでなく、帰宅時・外出時の動線が自然になるよう位置や奥行きを調整しています。

クロス工事は下地づくりが重要な工程

内部建具の工事と並行して、クロス貼り工事も行われました。クロス貼りは、いきなり壁紙を貼るわけではありません。

まずは、壁の表面をなめらかに整えるための下地処理から始まります。この現場では、白いパテでビス穴やボードの継ぎ目を埋める→その上からクリーム色のパテでさらに細かく調整→壁全体の凹凸を丁寧に整える、という工程を踏んでいます。

この下地処理の丁寧さが、クロスを貼った後の「仕上がりの美しさ」を大きく左右します。

天井と壁を一体で仕上げたグレーのクロス

下地処理が完了した後は、天井・壁すべてにグレーのクロスを貼ります。

天井と壁を同じ色で仕上げることで、「空間に一体感が生まれる」「落ち着いた雰囲気になる」といった効果があります。

写真ではまだ工事中ですが、仕上がりが近づくにつれ、住まいとしての表情がはっきりしてきました。

収納やクロスは、完成後に毎日目にし、触れる部分です。だからこそ、見えなくなる工程こそ丁寧に進めています。

このガレージハウスも、一つひとつの工程を積み重ねながら完成へと向かっています。

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