現地調査の写真です。

【現地調査編】住まい計画に必須!敷地環境、法律、インフラを徹底確認

現地調査の写真です。

MIRAI HOMEの住宅現場を紹介いたします。このコーナーは、皆様にMIRAI HOMEの取り組みを具体的にご理解していただくために始めました。現場の紹介を通して、MIRAI HOMEの信頼性と透明性をアピールしていきます。

*このページの文章を読むのにかかる時間は、およそ5分です。

現地調査とは?

住まいづくりにおいて必ず最初に行うことが、「現地調査」です。現地調査は、土地の条件や特性を詳しく把握するために行います。MIRAI HOMEは、無料で現地調査を行います。

土地の形状と建物への影響

最初に土地の形状や傾斜等を調査します。お客様が所有する土地、またはこれから購入する土地が傾斜している場合、建物の基礎を安定させるための対策が必要になります。傾斜地では、地盤の均一性や安定性への注意が必要です。

適切な基礎工事を行うことで、建物をしっかりと支え、地盤の変動や傾斜に対する影響を軽減することができます。お客様の住宅の安心性や耐震性に関わるとても重要な要素になります。

また、住宅の配置やデザインに制約が生じることがあります。傾斜地では、建物を均一な水平面に配置することが難しくなります。そのため、傾斜地による制約を考慮しながらデザインや間取りをまとめる必要があります。

敷地周辺の環境と設計への影響

敷地内や周辺における環境を把握します。例えば、敷地の周囲に存在する他の建物の位置や配置は、建物のプランニングやデザインに影響を与えます。近隣の建物との距離や高さの関係を調査することで、プライバシーや景観への配慮、日当たりの確保などを考慮します。

近隣の道路や公園の位置との関係は、建物のアクセス性や周辺環境の魅力に関わります。道路の幅や形状、近くに公共交通機関の駅があるかどうか、公園や緑地帯の存在などを調査します。これにより、建物の立地や住環境の魅力を高めるために適切な配置や設計が行われます。

法的チェック

住宅設計における法的な制約や規制を守るために行います。建物の専門家である一級建築士が一番重要視することは法律と言っても過言ではないでしょう。

現地調査では、国が定めた建築基準法や地方自治体の条例を基に敷地の用途や建ぺい率、容積率などを確認します。ここで詳しく説明するには、法的チェックはあまりにもボリュームのある内容になるため割愛します。

設計事務所、ハウスメーカー、工務店がどのように法的チェックをしているのかをイメージしたい方は、青森県庁ウェブサイトの建築基準法・建築確認申請に係る取り扱いについての部分にある「 (設計者用) 都市計画等の制限に係るチェックリスト」「 (設計者用) 関係規定に係るチェックリスト」の閲覧をおすすめします。

下に青森県庁のURLを添付します。会社ごとに法的チェックリストの項目や形式は異なるので想像するための参考資料程度に考えてください。

建築基準法|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government

上下水道管と敷地との関係

敷地内の上下水道管の確認

上下水道管は、建物の設計や配置計画に大きく影響を与える要素です。例えば、上下水道管が敷地内の地中にある場合、「基礎工事」と「掘削作業」時に上下水道管を傷つけないように正確に位置を把握する必要があります。

見積もりに影響する上下水道管の有無

はじめに、水道管と下水道管の違いを説明します。水道管は、建物のキッチンやバス等の水廻りに水を届けるための小さなパイプです。一方で、下水道管はトイレや排水口から出た廃水や汚水を適切に処理するためのパイプです。水道管と下水道管を合わせて上下水管と言います。これらは、基本的に道路の下に埋まっているイメージです。

敷地内の上下水道管の有無は、お客様の「見積り」に大きく影響します。なぜなら、敷地内にこれらが無ければ、追加の工事や材料、設備の費用が発生するからです。

例として挙げると、敷地の目の前にある道路から上下水道管を建物まで引き延ばす「道路の掘削工事」の費用が発生します。もし、敷地の目の前の道路に水道管がない場合は引き延ばす水道管の長さが増えるため費用が大きくなります。

同様に、下水道管がない場合は敷地内に「浄化槽設置工事」を行う必要があり、こちらも掘削工事より費用がかかります。このように、現地調査における上下水道管の確認は、今後の見積もりのために重要な調査となります。

電柱の位置確認と移設

次に、電柱の配置確認について説明します。電柱の位置は、現場工事の開始時期に影響を与えます。電柱は、基本的に敷地と道路の境目に立っています。この電柱が、道路から敷地への出入りに影響しないかどうかを確認します。仮に、電柱が道路に面している敷地の中央部分に存在したとします。その場合、電力会社に電柱の移設をお願いします。電柱を新しい場所へ移す工事は、電力会社への交渉期間も含めておよそ2~3か月かかります。お客様の住まいが完成するまでの工程が増えることをご理解ください。

最後に

まとめ

現地調査は、土地の特性や条件を評価し、お客様の住まいの計画や設計に反映させる重要な工程です。土地の傾斜や形状、近隣の建物や道路、周囲の景観、日照状況、法的チェック、水道や電柱の位置等を調査します。これらの調査を基に、住宅のプランニングやデザインを進めていきます。住宅における現地調査は、設計や施工において重要な役割を果たします。周囲の環境や自然の特性を正確に評価し、適切な対策を講じることで、安全性や環境への配慮を最大限に高めたお客様のための住まいを提案します。

次回予告

ここまで読んで、「地盤調査」は行わないのか?と思った方がいるかもしれません。MIRAI HOMEでは、お客様と設計の打ち合わせをする段階でを行います。今回は、住宅の現地調査の重要性についてご紹介しました。現地調査という単語を聞くとただ土地を見に行っているだけのように感じるかもしれませんが、住宅の設計や施工計画において必要不可欠な工程となります。次回は、「地盤調査編」の紹介をする予定です。

→家づくりの流れはこちら

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